ホテルなどの宴会で、コンパニオンさんを呼ぶことがあると思います。
単にコンパニオンさんが給仕(中居さん)をする場合には許可申請は不要ですが、「接待」行為を行う場合には風俗営業許可の取得が必要になります。
「接待」とは、風営適正化法第2条第3項に、「歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすこと」と規定されています。
具体的には、特定少数の客の近くで談笑の相手をしたりお酌をする、遊技・ゲームなをする、歌を勧めたり一緒に歌ったりする、客の口元まで飲食物を差し出したり、客とダンスをするなどの行為を指します。
並んで話をしたり、お酒をつぐ行為は「接待」に当たるため、そのような接遇が予定される場合には、風俗営業許可を取得しておく必要があります。
今回はそのような背景から、風俗営業許可申請のご依頼がありました。
風俗営業許可申請は添付書類が多く、また申請用の図面も種類が多い上に、正確な内容と詳細な情報が要求されるため、やっかいな申請の部類に入ります。
そのため申請書を揃え、提出に至るまでに、時間がかかります。
申請書が受理されてからも、許可を得るまでの標準処理期間が55日と言われています。
その間、警察で申請書を精査して、申請書の不備があれば、訂正や差し替えを指示されます。
訂正や差し替えがあれば、その間、処理期間のカウントは停止されます。
今回の申請の管轄は、下田警察署でした。
下田警察署は当事務所からは距離があり、車で片道1時間強かかります。
しかし下田に行くまでの景色が最高で、ひと時の旅行気分を味わえます。
白浜大浜海水浴場の脇を走ると、外国の海のような風景に出会えます。
申請書の修正・差し替えがあったため、申請後に下田へ行くことになりました。
景色を楽しみながら車を走らせ、下田署へ向かいます。
下田署には、<下田奉行所跡>の石碑が立っています。
江戸時代から続く、由緒のある場所なんですね。
と言う事で、仕事の後はお楽しみのランチです。
下田道の駅「開国下田みなと」には、飲食店やお土産屋さんが揃っています。
TVでも、良く紹介されていますね。
下田バーガーは、キンメダイの大きなフライに、甘辛のソースがかかっています。
バンズもほんのり甘く、とても食べ応えがあり、味も非常においしいです。
漫画の「ゆるキャン」にも出てくるようで、記念撮影されている観光客の方を見かけることがあります。
そして下田漁港直営の金目亭さんでは、海鮮丼が待っています。
私は「金目の三色丼」を、頼みました。
こちらも新鮮で、脂がのっていて、非常に美味です。
もちろん一遍に食べた訳ではなく、2日間に分けて食べましたよ。
甲乙つけ難しの味でした。
また食べたいのですが、次回はどちらを食べるか、まったく結論が出ません。
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