静岡県行政書士会の呼びかけの、「不当要求防止責任者 講習」に参加しました。
講師は県警本部刑事部の現職の刑事さんと、(公財)静岡県暴力追放運動推進センターに所属される警察OBの方の2名でした。
普段のお仕事柄か、さすがに迫力のある刑事さんとOBさんでした。
県内の反社会的勢力の情勢について、勢力・構造・特性・抗争といった観点から、お話をお伺いしました。
また「暴力団対策法」や県の「暴力団排除条例」を詳しく、運用を含めてご説明くださいました。
一連の講義の後はDVDを鑑賞して、より具体的に立体学習をして、理解を深めることができました。
中でも「暴力団排除条項」を契約書に盛り込むこと、そして「反社会的勢力ではないこと等に関する表明・確約書」を用意することの重要性を、強く感じました。
また何より毅然とした態度が重要であると、繰り返し仰っておられた事が印象に残りました。
講習の第3部はロールプレイングが用意され、雰囲気に至るまでの理解を得ることができました。
指名を受けた行政書士の2名の先生が、交代に別々のロールプレイングを行いました。
双方迫真の演技の応酬に、吸い込まれるかのように見入ってしまいました。
現実のやり取りはもっとハードでしょうが、とても参考になりました。